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写真は壁画を超えられるか
これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
(マガジンID:0000146098)     第005号
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初めてこのマガジンを読まれる方へ

◆基本の基本◆
    こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
    美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
    らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
    んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
    から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
    の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
    えやノウハウについて書いて行こうと思っています。   

   素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
      1、先輩たちの写真を鑑賞する
      2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
    以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
    できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
    ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
    解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
    ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。

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No.005号

  今週のテーマ : ・・・被写体をよく観る・・・

ではでは

☆☆☆よく観察し、写真の仕上がりを予想する☆☆☆  始まり始まり

"あれを写そう"と思った瞬間に、カメラを向けてファインダーを覗くのが
普通のパターンだと思います。そしてパチリ、パチリとシャッターを押し
て写します。帰ってきてから写真にしてみると何故かシャッターを押した
時の感動が伝わってこない。こんな経験をされた事はないでしょうか。

実はKobaはしょっちゅう経験しています。"すばらしい景色"と思った瞬間
腰のウエストバッグからデジカメ(遊び用にはSonyのCyber-shot P92)を取
り出しカメラのスイッチを入れ撮影モードになるのを待ってあわただしく
シャッターを押します。帰ってからパソコンで見るとがっかりしてしまう
事がしょっちゅうです。

何故こんな事になるのでしょうか。原因はいろいろあると思いますがKoba
は第一に "大きさの違い" が影響していると考えています。
風景にしろ人物にしろ写真にするのは、L判か2L判くらいの大きさと思い
ます。大人の人物であれば背丈が普通150cm〜170cmくらいあるも
のを2Lサイズですと127×178mmに縮めてしまう訳です。まして風
景であれば何キロメートルもある山や川や空などを小さな紙の上に縮小して
しまう訳ですから、撮影する時見ていた条件とは大きさだけでもずいぶんと
違って来ています。

ですから、シャッターを押した時の感動を再現するには、写真を大きくする
というのも一つの方法です。できれば四切くらいに引伸ばすと迫力のある写
真になること請け合いです。写真屋さんに行くとサービス四切というものが
割安であります(ただしトリミングは指定できません)気に入った写真を1〜
2枚引き伸ばしされるといいと思います。

四切に引き伸ばしたけども、何だか迫力がないし満足な写真になってないと
いう場合はどうしたらいいのか。これはやはり写真というものの原点に立ち
帰って被写体を見る目を養うしかないと思います。
つまり最初に書きましたとおり、"写真の仕上がりを予想する" という力を
養わなければなりません。
写真の仕上がりを予想する力を養うにはどうしたらいいのか、と言う事にな
りますが、それには日々の地味な学習しかないでしょう。
雑誌やホームページでこれはという写真をみつけ、自分の脳裏にイメージと
して焼き付けるのです。そしてこの写真が撮影された時の条件(光線の具合、
構図、何に感動してシャッターを押したのか・・・など)を自分がそのカメ
ラマンになったつもりで想像してみるのです。

次回はこの続きで、少しでも名カメラマンに近づける方法についてもう少し
詳しく述べてみたいと思います。

                          今日はここまで

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次回は・・・被写体をよく観る、その2・・・です
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Kobaのスナップ写真は下記でご覧いただけます
   http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm

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           写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
            Kobaが参考にしているサイトです 
                http://www.visions.nl/home.html
                   一度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
インドネシア・スマトラ島沖の地震による津波の被害が拡大しています。
残された家族の悲嘆は想像を絶するものがあります。
各種団体が義援金を募っています。
みんなで少しずつ出し合いましょう。

このマガジンのためにキーボードをたたいている今、外は猛烈な雪が舞って
います。そういえば今日は大寒、これを読まれる時はもう翌日なので大寒の
次の日になりますけどね。
皆さんの投稿がしやすいように、今CGIのことを学習中です。近日中には投稿
フォームを完成させて皆さんのお目にかけることが出来るようにがんばります
のでよろしく。

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し方があるよ」など質問や良いアイデアなどありましたらメールにてご一
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