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写真は壁画を超えられるか
これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
(マガジンID:0000146098)     第004号
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初めてこのマガジンを読まれる方へ

◆基本の基本◆
    こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
    美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
    らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
    んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
    から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
    の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
    えやノウハウについて書いて行こうと思っています。   

   素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
      1、先輩たちの写真を鑑賞する
      2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
    以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
    できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
    ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
    解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
    ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。

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No.004号

  今週のテーマ : ・・・順光・逆光・・・

ではでは

☆☆☆逆光・半逆光でも写そう☆☆☆    始まり始まり

写真を写す時、どうしても太陽を背にして順光で写そうとするのが普通の
ようですが、逆光・半逆光にもおそれず挑戦してみましょう。
週刊誌や雑誌などに掲載されている美女や料理や風景などをよっく見て下
さい。例えば美女の首筋や髪の毛のフチが白く輝いている写真があります。
これらは上手に逆光を演出した例といえるでしょう。
また料理の写真はほとんどと言っていいほど反逆光で撮影されています。
その証拠に料理の器から出ている影はたいていが手前にあります。これは
あきらかに半逆光で撮影されている証拠です。
風景や花の写真も順光で写すと平坦で退屈になってしまいがちなのですが、
木漏れ日などを半逆光でうまく捉えれば、ウームとうなるような写真が出
来上がります。

とはいっても、これら世に出ている素晴らしい写真は多くのスタッフたち
と一流のカメラマンによって綿密な計画の元に出来上がっているものであ
り、私たちが真似しようにも中々できるものではありません。

と、ここであきらめてしまっては、このマガジンは成り立たないので、何
とか皆さんが名カメラマンに少しでも近い写真が写せるようにKobaは考え
なければならない訳です。

002号でも書きましたが、写す時に写真の出来上がりを予測する事がと
ても大事です。
目の前の被写体(写そうとしている物や人)をファインダーの中でどのよう
に切り取るか。これは1匹の魚を調理人がどのように調理するか思案中と
同じ作業でここが一番大事な所です。
この魚を一匹丸ごと塩焼きにするのか、それ共切り身にして煮付けるのか、
それとも刺身にするのか、それはその魚の本質を見抜く所から入っていか
なくてはなりません。当然調理人の考え方や好みというものもあり、いち
がいにこれが正解というものはないのです。

まずは自分が感動できる写真に出会うこと、そして感動した自分の感性を
大事にして、シャッターを切りましょう。

Kobaは能書きばっかりたれているなァといわれそうですので、ここらで少
しKobaも久々に写真を写すことにしました。
先日俳句の会で吟行(俳句の材料をさがしにハイキングに出かける事)に行
った時のスナップ写真をKobaのサイトに上げておきましたので、一度ご覧
下さい。時間に追われての吟行の中でのスナップ写真なので、よい参考例
とまでは行かないのですが、ランダムにシャッターを押してもこのくらい
には、頑張れば辿り着けるスキルではないかと思います。

Kobaのスナップ写真は下記でご覧いただけます
   http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm
      
                           今日はここまで
       

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次回は・・・被写体をよく観る・・・です
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           写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
            Kobaが参考にしているサイトです 
                http://www.visions.nl/home.html
                   一度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
インドネシア・スマトラ島沖の地震による津波の被害が拡大しています。
残された家族の悲嘆は想像を絶するものがあります。
各種団体が義援金を募っています。
みんなで少しずつ出し合いましょう。

このメールマガジンは岐阜県から発信しています。
「こんな時はどんな風に写したらたらいいの」という疑問や、「こんな写
し方があるよ」など質問や良いアイデアなどありましたらメールにてご一
報下さい。KobaのホームページのQアンドAコーナーに掲載、みんなで検討
しましょう。
また秘蔵の写真、これぞわが傑作写真、というのがありましたらメールの
添付ファイルで投稿してください、Kobaのホームページに掲載させていた
だきます。

◆発行人: Kobaこと小林晁
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◆発行者ホームページ http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/


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