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これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
(マガジンID:0000146098) 第 002 お正月増刊号
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初めてこのマガジンを読まれる方へ
◆基本の基本◆
こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴らしい写
真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あんな写真を写して
みたい、という方のために、Kobaの今までの経験から得た写真の写し方ノウ
ハウ集です。
素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
1、先輩たちの写真を鑑賞する
2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことができます。
たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しないものです。でもご安
心ください。この講座では個々の具体例により解説して行きますので、1つ
1つ頭の中に叩き込んで実行してみてください。あなたの撮影スキルは日
に日に上達することでしょう。
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お正月増刊号
アマチュアカメラマンとプロカメラマン
◆プロは出来上がりを予測できる◆
スポーツ選手が強化カリキュラムとして取り入れているものにイメージトレーニン
グがあります。写真も同じことで、プロはシャッターを押す瞬間には「あ、失敗し
たな」とか「8分通りの出来だな」とか写真の出来上がりを予測しているものです。
野球やゴルフその他のスポーツを見ていれば解るように100パーセントはあり得
ないように、写真のプロも3割〜4割の成功であれば、立派と言えます。
◆プロとアマの違い◆
プロとアマの違いをひと言で言えば、写真を金にしているかどうかであると言える
のではないでしょうか。プロのカメラマンと言えば、商業写真家・建築写真家・工
業写真家・営業写真家などがあります。これらの写真家は、ほとんどが会社や団体
から依頼を受けて写真を撮影しています。受注→打合せ→撮影→納品→集金 とい
うのが普通の経過です。この作業の中で一番問題になるのは発注側と受注側との間
で、写真の出来上がりのイメージが違うことがある、と言うことです。お金を貰う
からにはある程度発注側のイメージに従わなければならず、つらいものがあります。
アマにはいろんな制約はなく思い通りに作業を進められるので、自由奔放な撮影を
行うことができますが、その反面制約がないために、鍛えられた写真を写すことが
難しいというのも実情のようです。
◆プロに近ずくために◆
プロなみの腕になるためには、先ほど述べたようにシャッターを押す瞬間に出来上
がりを予測できなければなりません。
そのための訓練方法としては、もう一度撮影現場を再現してみる事です。前回感動
してシャッターを押した時のイメージを頭の中に叩き込んでおいて、出来上がりの
写真との違いは何か、を自問自答してみるのです。
たとえば素敵な風景に出会ってシャッターを押したとすると、その時肉眼で見た風
景とファインダーの中の切り取られた風景の違いをまず実感して下さい。それから
ファインダーを覗いていたときのイメージと出来上がりの写真との違いも自らの眼
で確認して下さい。そのギャップを埋めるのがプロカメラマンです。
ギャップを埋めるといっても一朝一夕に成ることは難しいので、繰り返して学習す
るしかありません。そのケースごとに、また一人一人の感性の違いによりそのコツ
は言葉では表せません。
◆写真も料理と同じでセンスが要求される◆
料理はセンスが物を云う、とよくいわれますが写真も同じです。目の前の材料をと
にかく煮るか焼くかして食べる、これがアマチュアです。プロの料理人は味付けに
何を使い、どのくらい加熱して、どんな器にどのようにして盛るのか、と計画を練
ってから調理にかかります。プロの調理人は美味しいものを体で知っており、それ
を作るための方法や技術を身につけているという事です。
写真も同じで素晴らしい写真を見たことがない人には素晴らしい写真は写せません。
それと、強調する部分・省略する部分を現場で見極めなければなりません。その辺
のコツやテクニックをこれから解説して行こうというのが、このマガジンの狙いな
のですが、どこまで活字という制約の中でお伝えできるか、このマガジンの読者が
写真撮影の精鋭になれるか不明ですが、とにかくみなさんと一緒に学習して行きま
しょう。
今日はここまで
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次回は雪景色やスキーの写し方
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写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
http://www.visions.nl/home.html
一度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
インドネシア・スマトラ島沖の地震による津波の被害が拡大しています。
残された家族の悲嘆は想像を絶するものがあります。
各種団体が義援金を募っています。
みんなで\1000出し合いましょう。
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当方のミスで第1号が大変見苦しい紙面になってしまったことをおわびします。
これからはさらなる学習をしてご迷惑をおかけしないように致します。
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