--------------------------------------------
これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
写真は壁画を超えられるか
(マガジンID:0000146098)     第008号
--------------------------------------------

初めてこのマガジンを読まれる方へ

◆基本の基本◆
    こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
    美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
    らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
    んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
    から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
    の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
    えやノウハウについて書いて行こうと思っています。   

   素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
      1、先輩たちの写真を鑑賞する
      2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
    以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
    できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
    ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
    解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
    ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。

------------------------------------------------------------------

No.008号

  今週のテーマ : ・・・構図を決める その2・・・

ではでは

☆☆☆縦位置と横位置☆☆☆  始まり始まり

縦位置も積極果敢に写そう

カメラを手にした最初のころはどうしても横位置の写真が多くなります。
これはカメラの構造上やむをえない所なのですが、意識して縦位置の写真
も撮影するように心がけましょう。

景色や大勢の人達を写すとき、横位置の方が安定感があるために、ファイ
ンダーを覗くとどうしても横位置で写したくなるものです。しかし、ここ
で自分の感覚を捻じ伏せてでも、縦位置を追加してシャッターを切りまし
ょう。

何故こんなことを言うかといいますと、横位置の写真は安定感がある代わ
りに平凡で退屈な仕上がりになってしまいがちなのです。もちろん安定感
のある写真を狙って写すのであれば横位置でいいのですが、初歩のうちは
横位置で写したら、縦位置もついでに写しておく、ということがよい練習
になります。

人間の目は(動物もそうですが)横に2つ並んでいます(当たり前といわれそ
うですが)。これは動物も人間も水平に移動するために、動いてゆく景色を
確実に視野に捉えるためにそうなったのでは、とKobaは考えています。
で、海とか山とか平原だとか横長の景色を眺める限り安定感がありますが、
たとえば電柱のような縦長のものが、目の前を早いスピードで通り過ぎて
行くときは、目がチラチラして刺激的な印象を持ちます。このことは電車
や車の中から意識して外の景色の横長と縦長の物をて比べてみると解りま
す。

写真や絵画の展覧会場で、よく注意して観察してみて下さい。ゆっくり歩
きながら鑑賞してゆくと、縦位置の写真や絵画があるとほんの少しですが
抵抗感があり歩みが遅くなると思います。これは横位置の安定感に比べて
縦位置は刺激的であり、動的な感情を心の中におこさせるからです。

ですから見る人にインパクトの強い印象を持たせるには、縦位置がベスト
という事になります。
しかし何もかも縦位置で写すというのでは能がありません。やはり横位置
の方が似合っている画面もありますので、縦位置しか写さないという事は
やめましょう。

同じ場面で縦位置と横位置の両方写しておいて、どちらがより効果的かと
いうことを写真にしてみた上で、人の意見も聞きながら最終決定するのが
よいでしょう。

                          今日はここまで

----------------------------------------------
次回は・・・色について・・・です
----------------------------------------------

Kobaのスナップ写真が下記でご覧いただけます
   http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm

          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
            Kobaが参考にしているサイトです 
                 http://www.visions.nl/home.html
一度みてみて、参考になりますよ
           ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

-----------------------------------------------------------------
編集後記
今年は杉花粉の飛散量が例年より多いそうです。花粉症の人は前もって予
防策を講じておきましょう。Kobaも例年花粉症には悩まされ続けています
が、外出先から帰ったらまづ目と鼻を洗面所で洗います。そしてワセリン
を鼻の内側に指で塗りこめていますが、多少は効果があるようなないよう
な、たぶん少しは効果があると思います。いずれにしても対策は早めの方
がよいので、お医者様にかかりましょう。Kobaが初めて花粉症にかかった
ときはくしゃみが連続して起こり、仕事が続行できず家に帰ってきた覚え
があります。

ここの所2名の方から連続してメールをいただきました。ひとりは商社に
お勤めで外国に駐在している方、もうおひとりは国内在住の方です。
メールをいただくと本当に励みになります。そして発効日の金曜日が近づ
くと、よしっ、と頑張れます。どんなささいな事でもいいですから(愚痴や
上司への不満でも結構)お便りを下さると嬉しいです。すぐには返信できな
い時もありますが、必ず返事は書く予定です。

このメールマガジンは岐阜県から発信しています。
「こんな時はどんな風に写したらたらいいの」という疑問や、「こんな写
し方があるよ」など質問や良いアイデアなどありましたらメールにてご一
報下さい。Kobaのホームページの"QアンドAコーナー"に掲載、みんなで検
討しましょう。
また秘蔵の写真、これぞわが傑作写真、というのがありましたらメールの
添付ファイルで投稿してください、Kobaのホームページに掲載させていた
だきます。

◆発行人: Kobaこと小林晁
◆発行者E-mail メール  (応援メール・投稿、待ってます!)
◆発行者ホームページ http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/


※このメールマガジンの著作権は小林晁に属しますが、個人的に使用される場合、
  サークルやクラブ活動で無償で使用される場合などにおいては転載、引用はご
  自由になさって結構です。ただし販売目的での転載・引用はお断り申し上げます。
※このメールマガジンにより、被害を蒙ったとしてもその責を負いま せ んので悪し
  からずご了承下さい。