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これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
写真は壁画を超えられるか
(マガジンID:0000146098) 第015号
平成17年4月8日発行
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めてこのマガジンを読まれる方へ
◆基本の基本◆
こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
えやノウハウについて書いて行こうと思っています。
素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
1、先輩たちの写真を鑑賞する
2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。
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No.015号
今週のテーマ : === 質感・その2 ===
ではでは
☆☆☆質感を表現するのは光☆☆☆ 始まり始まり
○ハイライトを入れる
ハイライトとは写真の表現領域を越えてしまい、真っ白になった部分の事
を言います。
料理の写真を見るとき、ほとんどと言っていいほどハイライトをうまく使
いこなしています。雑誌やチラシの料理の写真をじっと見つめてみて下さ
い。美味しそうなカレーや幕の内弁当や刺身定食や色々な写真が毎日のよ
うに私たちの眼に飛び込んできます。料理の写真は9割以上が半逆光のラ
イトを使い撮影されています。その証拠に器や料理の影をさがしてみて下
さい。たいてい影は手前に伸びています。そして見るべきは、ハイライト
です。ご飯の上にかけられたカレーはフチのほうが白く輝いている部分が
認められると思います。この白く光ったハイライトが料理のシズル感を増
し美味しそうに見えるのです。
次ぎに人の写真の場合です。特に注意を払って見て欲しいのは瞳です。瞳
のなかの黒目の1箇所にハイライトが入っているのを見かけます。これを
キャッチライトとかアイキャッチといいます。人の写真のアップを写す時
はこのキャッチライトをうまく活用しましょう。
レフ板を使い太陽の光を顔の影の部分に当てるようにします。この時瞳に
キャッチライトが入るようにレフ板の位地を変えてみます。レフ板がめん
どくさいという方には、ストロボを使った日中シンクロも有効な手段です。
キャッチライトがあるのとないのとでは格段の差が出て来ます。生き生き
とした少年。美しい肌の少女。精悍な男性。人物のクローズアップを写す
ときはキャッチライトを意識してシャッターを押しましょう。
今回はここまで
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次回は===曇天・雨天は最高===です
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Kobaのスナップ写真が下記でご覧いただけます
http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm
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写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
Kobaが参考にしているサイトです
http://www.visions.nl/home.html
1度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
ついにやって来ました。パソコン整備士2級の勉強、ちっともしていない
のに試験日だけはどんどん近付いてあと1ケ月少々になってしまいました。
3級はなんとか合格したものの、2級はちと骨じゃわい、とひとりつぶや
いております。合格率40%の中に何とか入り込みたいKobaであります。
このメールマガジンは岐阜県から発信しています。
「こんな時はどんな風に写したらたらいいの」という疑問や、「こんな写
し方があるよ」など質問や良いアイデアなどありましたらメールにてご一
報下さい。Kobaのホームページの"QアンドAコーナー"に掲載、みんなで検
討しましょう。
また秘蔵の写真、これぞわが傑作写真、というのがありましたらメールの
添付ファイルで投稿してください、Kobaのホームページに掲載させていた
だきます。
◆発行人: Kobaこと小林晁
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