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これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
写真は壁画を超えられるか
(マガジンID:0000146098)      第019号
             平成17年5月21日発行
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初めてこのマガジンを読まれる方へ

◆基本の基本◆
    こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
    美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
    らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
    んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
    から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
    の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
    えやノウハウについて書いて行こうと思っています。   

   素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
      1、先輩たちの写真を鑑賞する
      2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
    以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
    できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
    ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
    解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
    ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。

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No.019号

  今週は===テーマ選び===

ではでは

☆☆☆何を写したら良いの☆☆☆  始まり始まり

   テーマ選びは身近から

 読者の方から、「何を写したらいいのかテーマが決まらなくて困ってい
ます」と云うメールをいただいきました。

南極をのペンギンを写す、とか、戦地へいって爆撃の様子を写す、などと
いう強烈な目標意識が出てくれば別ですが、普通の生活をしていて、写真
のテーマを絞り込もうとしても中々できないのが普通です。

結論から先に言いますと、身近なもの、すぐそばにあるもの、から取り組
むのが最善でしょう。

お向かいの花壇の花、ご近所のお子さんたち、路地裏の古い民家、町内の
お祭り風景、大海に沈み行く夕陽、などテーマとしてとりあげる物はいっ
ぱいありますが、大切な事は、「己が感動した事を写真を写す」という事
です。

自分が感動していない物を写真に写しても、人は見向きもしないでしょう。
「きれいな写真をとってやろう」とか「インパクトのある写真を写そう」
と誰しも思うものですが、只それだけでは、内容の浅い写真になってし
まいます。

その前に、「考えかた」や「感受性」を磨くべきです。

ゴミや汚いものばかり写している人がいます。その人は環境や人の心の
荒廃を嘆いていて、人間のある部分、つまり自分の周りだけきれいなら、
道路に空き缶をほかろうかが、橋の上からゴミ袋をほかろうが、いっさ
いお構いなしという人間の醜さを、写真という媒体を使って伝えようと
しているのだと思います。

「自然には一切手を加えないで写す」という女性の写真家がいます。
醜くて汚い自然に巡り会ったとしても、それが自然そのものなのだと、
その人は強調します。

もちろんこれらの考え方に対して、異論はあると思います。
商業写真家は、自分の描いたイメージに近づけるために、自然をこねく
り回すのは日常茶飯事です。 (Kobaも以前はそういう世界にいました)

無心に、自分の周囲を写す。というやり方があります。
ダムの底に沈む村の風景を、「見てもらいたい」とか「褒めてもらいた
い」という意識ではなく、ただひたすら「無くなるものへの寂しさ」、
「故郷への愛着心」から写し続けた人がいます。
これなどは、写真の記録性という特徴を発揮した例といえるでしょう。

また別の友達は、「物や風景や建物を写す時、人間をいっさい入れない
で、(人間くささ)というか人間の存在感を感じさせる写真を」と言い
ます。
ベンチの上に置かれた白い帽子、この写真を見せられたときは思わずウ
ナってしまいました。この帽子の持ち主である女性の姿がポワンとKoba
の脳裏に浮かんで来たからです。

写真のテーマを絞り込む、というのは中々大変なのですが、今まで自分
がやってきた「仕事」や「趣味」、を基本の柱にするのも一案です。

また、将来に向かって「やりたいこと」があればそれをテーマにするの
もベストです。

                           今回はここまで
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次回のテーマは未定です
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Kobaのスナップ写真が下記でご覧いただけます
   http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm

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           写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
            Kobaが参考にしているサイトです 
                 http://www.visions.nl/home.html
                         1度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
半月ぶりの発行となりました。間があいてしまって申し訳ありません。こ
れから当分はこのような事はないように努力いたしますので、平にご容赦
のほどを。
パソコン整備士2級試験、5月15日に受けてきました。結果は悲惨なも
のでした。覚悟はしていたんですが、1ケ月半の学習ではチトKobaには時
間が少なすぎました。もっと早くから勉強すればよかったのにと後悔やる
かたなし。やはりパソコン修理の現場にいる人達のほうが有利なようです。
次の11月の試験日めざして頑張ろうと思っています。

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また秘蔵の写真、これぞわが傑作写真、というのがありましたらメールの
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だきます。

 

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