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これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
写真は壁画を超えられるか
(マガジンID:0000146098) 第022号
平成17年6月11日発行
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初めてこのマガジンを読まれる方へ
◆基本の基本◆
こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
えやノウハウについて書いて行こうと思っています。
素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
1、先輩たちの写真を鑑賞する
2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。
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No.022号
今週は===影を写す===
☆☆☆それでは 始まり始まり☆☆☆
俳句の季語に「梅雨晴間」というのがあります。俳句歳時記によると、
「梅雨のうち半日か一日、あるいは一、二時間晴れることをいう」
又は
「梅雨が終わって晴天が続くようになることをいう場合もある。」
(角川書店編より)とあります。
いよいよ梅雨入りでうっとうしい日々が続きますが、梅雨の間の晴れ間は
空気も澄んで明るい太陽が顔を出します。そんな時こそ、雨の嫌いな人も
カメラ片手に外へでかけましょう。そして、ビルの谷間や、木々の間から
漏れてくる光で思う存分写しましょう。
雨上がりの日に遠くを眺めるとわかりますが、いつもなら霞んでいる遠景
がくっきりと見えています。これは雨により空気中のチリやホコリが雨に
よって流された事によるものです。
その時に注意して観察してほしいのは、物の影です。ビルの影、人の影、
木々の影、草花の影、それらの影を主人公にして写してみるのも一興あっ
て楽しいものです。
ただし、影だけを写真にすると何か物足らない写真になる事もありますの
で、例えば木の影を主人公で写す場合でも、木の根元の部分を少し入れる
とかして、ああこの写真は木の影を写したんだな、ということが解る様に
しましょう。
その時に注意してほしいのは、「季節感を盛り込む」と言う事です。もち
ろん意識していなくても初夏の感じは表現される事もありますが、意識し
て写す事により、カメラマンの作成意図がより明確に打ち出される事うけ
あいです。
出来上がった写真が冬のものなのか、春のものなのか、それとも秋のもの
であるのかは、日差しによる影の長さとか、写りこんでいる葉の色や、人
物の服装や、周りの風景などによって充分表現され感じ取れる場合があり
ますが、それら季節特有の要素を自分の中で意識しながら写すことにより、
伝えたいことがより明確な写真となります。
今回はここまで
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次回のテーマは「光」です
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Kobaのスナップ写真が下記でご覧いただけます
http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm
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写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
Kobaが参考にしているサイトです
http://www.visions.nl/home.html
1度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
出たとこ勝負で思いつくままに書いていますので、読者の方には大変申
し訳ない、と思いつつも、やはりメルマガを始めた以上伝えたいことは全
部吐き出さなくては、と思っています。
パソコンの修理・操作指導などの仕事を始めてみて感じることは、もっと
使い方や、データの保存などの知識を、なぜパソコン教室が教えていない
のだろうか、という事です。もちろん教えてはいるが、生徒が聞いていな
いのかもしれませんが、文字を打てる、写真を保存できる、けれどもデー
タの整理や外部の媒体に保存をすることが出来ていないために、データが
溢れて不具合が発生、というケースがとても多いのです。
ま、これはKobaの愚痴ですけど。
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「こんな時はどんな風に写したらたらいいの」という疑問や、「こんな写
し方があるよ」など質問や良いアイデアなどありましたらメールにてご一
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また秘蔵の写真、これぞわが傑作写真、というのがありましたらメールの
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だきます。
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