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これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
写真は壁画を超えられるか
(マガジンID:0000146098)      第023号
             平成17年6月18日発行
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初めてこのマガジンを読まれる方へ

◆基本の基本◆
    こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
    美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
    らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
    んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
    から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
    の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
    えやノウハウについて書いて行こうと思っています。   

   素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
      1、先輩たちの写真を鑑賞する
      2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
    以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
    できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
    ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
    解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
    ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。

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No.022号

  今週は===光===

☆☆☆それでは 始まり始まり☆☆☆

 宇宙空間では光は見えない

 えっ、と思われるかもしれませんが、光は物に当たって初めてその存在
が確認できるのです。
晴れの日に空が青く見えるのは、空気中の水蒸気や塵に光が反射して私た
ちの目に届くためです。
赤いリンゴは赤い色だけを反射しているために、私たちの目には赤と確認
できます。これはバランスのとれた光が届いているためで、赤いリンゴに
赤い光を当てると、リンゴは白っぽく見えます。

私たち人間はは太陽の光を基準にしています。

これが電球の光ですと色温度が低いために、赤っぽく写真が出来上がりま
す。蛍光灯の場合は緑がかった写真になります。このへんの事は以前にも
述べたと思いますが、光の特徴をよく理解しておく事は大事です。

夕方やや薄暗くなりかけた頃、蛍光灯が灯っている部屋の中から、窓の外
の景色を写してみるとよくわかりますが部屋の中は緑っぽく写り、外の景
色はやや赤みがかった調子に写真ができあがります。
ですから、違う種類の光を混ぜるのはできる限り避けた方が無難です。

 「光」の具合をよく観察し、そっと写す

太陽の光で写すにしろ、部屋の中でストロボで写すにしろ、光は写真にと
ってとても大事なので、光の当たり具合をよく観察し、写真の出来上がり
を自分の頭の中でイメージしながら、シャッターを押しましょう。
光の織りなす微妙なハーモニーが、日常の生活空間の中にもいっぱいあり
ます。
  強くストレートで攻撃的な光
  柔らかく、まわりをおし包むように届く光
私たちの周りにはいろんな光が存在しています。

その光が作り出す造形を「どう料理するか」、はカメラマンであるあなた
自身の理性と感性と体験により決まります。

もっと言うなら、あなたの生い立ちと、あなたの今までの感激が写真とい
う形で現れるのです。

漫然と生きている人は、漫然とした写真を写すでしょうし、いつも不満だ
らけの人が写す写真からは不満が画面にあふれ出ているでしょう。
kobaはあまりにものんびりすぎて、どちらかというとシャープさに欠ける
写真が多いと言われます。
要は、写真はその人そのものである、という事を肝に銘じておいて下さい。

尚、冒頭に述べていますように、写真の技術的な事やテクニックについて
は今は述べていません。いずれ書こうと思っていますが、写真を写すには
技術だけでも駄目、感性ばかりが先行してもだめです。
感性と技術の両者がマッチして初めて説得力のある写真になりますので、
その辺のところよーくわきまえて下さい。
 

                           今回はここまで
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次回のテーマは「水を写す」です
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Kobaのスナップ写真が下記でご覧いただけます
   http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm

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           写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
            Kobaが参考にしているサイトです 
                 http://www.visions.nl/home.html
                         1度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
  明日の日曜日は、俳句の会の吟行(俳句を作るための材料さがしのハイ
キング)に裏の山(百々ケ峰・ドドガミネと読む)に登ります。今月は俳
句の会の当番に当たっているので、今日現地のロケハン(ロケーションハ
ンティング)に行ってきました。

このメールマガジンは岐阜県から発信しています。
「こんな時はどんな風に写したらたらいいの」という疑問や、「こんな写
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また秘蔵の写真、これぞわが傑作写真、というのがありましたらメールの
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だきます。

 

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