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これであなたも名カメラマン・写真の写し方入門
写真は壁画を超えられるか
(マガジンID:0000146098)      第024号
             平成17年7月3日発行
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初めてこのマガジンを読まれる方へ

◆基本の基本◆
    こんにちわ、カメラを手にして40年のKobaです。
    美しい写真、力強い写真、インパクトのある写真、世の中には素晴
    らしい写真が数多く残っています。こんな写真を写してみたい、あ
    んな写真を写してみたい、という方のために、Kobaの今までの経験
    から得た写真の写し方ノウハウ集です。但し個々のカメラについて
    の技術的な事柄については述べていません。あくまでも撮影の心構
    えやノウハウについて書いて行こうと思っています。   

   素晴らしい写真を写すすための秘訣は以下の2つ
      1、先輩たちの写真を鑑賞する
      2、カメラを構えた時に出来上がりをイメージする
    以上、2点をマスターすればあなたも名カメラマンに近づくことが
    できます。たった2点ですが、独学でやっていると中々進歩しない
    ものです。でもご安心ください。この講座では個々の具体例により
    解説して行きますので、1つ1つ頭の中に叩き込んで実行してみて
    ください。あなたの撮影スキルは日に日に上達することでしょう。

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No.024号

  今週は===水===

 水は生き物にとってなくてはならないものです。
水の入った風景を写す時は、感謝の気持ちをこめてシャッターを押すよう
にします。するとその感謝の気持ちが写真に表れます。

とは云っても、水は中々うまく写すことができません。目で見た水の様子
と、写真として出来上がった水とを見比べてみるとわかりますが、全く違
う表情となります。

生半可なことでは水を表現することはできません。

水、といえば水道水、シャワーの水、小川の水、滝の水、噴水の水、など
いろいろありますが、目で見た水の印象を写真にするのは不可能な場合が
多いといえるでしょう。

映画やテレビなどの動画であれば、水の表情は見た目に近い感覚で表現が
できます。

では何故写真だと、水の表情がうまく表現されないのでしょう。

原因として
第一に、水は動いているから
第二に、水は透明だから
第三に、水は周囲を写し込んでいるから

まあざっとこの三つくらいが原因と考えられます。

で、プロの写真家たちはどうしているかと云うと、これらカメラの弱点を
逆手にとっています。
滝のように激しい動きのあるものは、スローシャッターで流してしまいま
す。すると滝の水はたくさんの線となって表現されます。

透明な池や湖などは、水面に浮かんだ木の葉や、ボートなどをあしらう事
により水らしさを表現します。

周囲の景色が池に映り込んでいる場合は、肉眼で見た情景とそんなに違わ
ず写真に仕上げることができます。

水は写すのが難しいけれど、静止している水滴などは、光の取り入れ方を
工夫し、ピントとブレに注意すれば意図に沿った美しい写真が出来上がり
ます。

一度、水をテーマにして写してみて下さい。その難しさもありますが、作
成意図どおりにいったときは嬉しいものです。何事も体験、恐れず挑戦さ
れたら如何でしょう。

                           今回はここまで
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次回のテーマは「遊び心」です
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   http://www.yorozukoba.sakura.ne.jp/photo_haiku.htm

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           写真のプロ集団 「ビジョン社」 のホームページ
            Kobaが参考にしているサイトです 
                 http://www.visions.nl/home.html
                         1度みてみて、参考になりますよ
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編集後記
  先週はついに発行できず、みなさんにご迷惑をおかけした事をお詫び致
します。イマイチ元気が出ないのは、うっとおしい梅雨の季節だからかも
しれません。そのうちファイトが湧き出てくると思いますので、お待ち下
さい。

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